2019年4月1日制定
2024年7月1日改定
昭和商事株式会社
昭和商事株式会社(以下、「当社」といいます)では、2019年4月1日に制定(公表)
しました「お客さま本位の業務運営に関する方針」を改定し、さらに業務品質向上に向けた取組みに努めております。当社は、「保険を通じて地域の皆さまの生活の安定と企業経営の安定的な発展に寄与する」との経営理念を掲げると共に、四つの経営ビジョンを定め、経営理念の実現に向けて日々の業務に取組んでいます。
経営理念
「保険を通じて地域の皆さまの生活の安定と企業経営の安定的な発展に寄与する」
経営ビジョン
- お客さま本位を企業活動の原点としお客さまの信頼に応えます
- 保険のプロフェッショナルとして、お客さまに最適なリスクソリューションを提供します。
- コンプライアンス最優先の行動を実践します。
- 社員一人ひとりが働き甲斐と誇りを持つ会社にします。
さらに当社は、「勧誘方針」、「個人情報保護宣言」を遵守するとともに、「お客さま本位」の姿勢を堅持し、お客さまのニーズや利益に真に適う保険商品をご提供するために、以下の取組みを実践します。
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1.お客さまの最善の利益の追求
高度な専門性と職業倫理を保持し、お客さまニーズの実現に向けて、誠実・公正に業務を行います。また、こうした業務運営を企業文化として維持します。
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【主な取組み】
(1)自動車保険契約の継続率のチェック
お客さまのニーズに適した商品を販売し、ご契約後も事故受付や契約異動等のアフターフォローを適切に行い、お客さまにご満足いただけるサービスを提供します。
[計数指標] ノンフリート自動車保険の更改率(件数ベース)90%以上
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(2)生命保険契約の継続率のチェック
お客さまのニーズに適した商品を販売し、ご契約後もアフターフォローによりご満足いただけるサービスを提供します。
[計数指標] 主要取扱生命保険7社の24ヵ月または25ヵ月後の継続率(件数ベース)90%以上
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(3)デジタル手続きの活用促進
お客さまのニーズや都合に合わせ手続きすることによりお客さまの満足度の向上を図ります。
[計数指標] 主要取扱損害保険4社の定義に基づくデジタル手続率80%以上
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2.利益相反の適切な管理
お客さまの利益が不当に害されることのないよう、適切に管理します。
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【主な取組み】
(1)「お客さまの声記録簿」収集・分析・再発防止
お客さまの苦情、要望、意見等を広く収集・分析し、不適な事案について再発防止策を策定、是正することで適正な保険募集体制を構築します。
[計数指標] 苦情件数対前年5%削減
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3.お客さまが負担する手数料その他費用についての説明
名目を問わず、お客さまが負担する手数料その他の費用の詳細を、どのようなサービスの対価に関するものかを含め、お客さまが理解できるように情報提供します。
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【主な取組み】
(1)提案・説明力向上のための各種研修実施
お客さまへ正しく分かりやすい商品説明を行うとともに、生損保商品提案力を高めることにより、的確にお客さまのニーズに応え信頼を得る活動を行います。また、営業力担当者のスキルアップを図るべく営業担当者研修を実施します。
[計数指標] 営業担当者向け研修の計画通りの実施
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4.重要な情報のわかりやすい提供
お客さまに対して保険商品をご提案する場合、商品内容・リスク内容等の説明を丁寧に行うとともに、必要な情報を十分に提供します。
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【主な取組み】
(1)提案・説明力向上のための各種研修実施
お客さまへ正しく分かりやすい商品説明を行うとともに生損保商品提案力を高めることにより、的確にお客さまのニーズに応え信頼を得る活動を行います。また、営業担当者のスキルアップを図るべく営業担当者研修を実施します。
[計数指標] 営業担当者向け研修の計画通りの実施
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(2)アフターフォローの徹底
商品性の振返りや保険契約の現状等を、お客さまが理解できるよう説明します。
[計数指標] 特定保険契約をご契約のお客さまへの年1回のアフターフォロー100%実施
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(3)保険会社アンケートのお客さま満足度の向上
主要損害険会社3社から「お客さまアンケート」の還元を受け、不適な事案について再発防止策を策定・是正することにより、適正な保険募集態勢を構築し、お客さまの満足度向上に努めます。
[計数指標] 主要損害保険3社の基準によるお客さま満足度(「満足」、「どちらかといえば満足」の比率の合計):80%以上
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5.お客さまにふさわしい商品・サービスの提供
お客さまに適切な保険商品をお選びいただけるよう、幅広くかつ高品質な商品ラインアップの充実に努めます。お客さまの金融知識・経験・財産の状況とお伺いしたニーズや目的に合わせて、適切な保険商品を推奨・販売します。
ご高齢のお客さまには、認知判断能力に応じた対応および年齢や保険商品の特性等に応じたよりきめ細やかな対応を行います。また、障がいを持つお客さまには、本人がどのような対応を望んでいるか丁寧にお聞きしたうえで合理的かつ柔軟に対応をします。
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【主な取組み】
(1)保険募集モニタリング
保険業法に則った保険募集を的確に行い、お客さまの信頼を得る比較推奨販売が行われているかなどを検証し、不適な事案については是正します。
[計数指標]保険募集に関するモニタリング年間指摘件数の対前年度比減少
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(2)保険会社アンケートのお客さま満足度の向上
主要損害険会社3社から「お客さまアンケート」の還元を受け、不適な事案について再発防止策を策定・是正することにより、適正な保険募集態勢を構築し、お客さまの満足度向上に努めます。
[計数指標] 主要損害保険3社の基準によるお客さま満足度(「満足」、「どちらかといえば満足」の比率の合計):80%以上
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(3)早期更改率向上
損保満期案内を早期に行うことで更改もれを防ぎ余裕を持った丁寧な提案を行うことでお客さまに満足いただける保険募集を行います。
[計数指標] 満期日から1ヵ月以上前に計上された契約期間1年以上の自動車保険、火災保険の更改率:個人80%以上、法人65%以上
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6.職員に対する適切な動機付け等
お客さまのニーズや利益に適う営業活動を行うために、人材育成、新技術の活用、販売態勢等の改善に努めるとともに、職員の評価のあり方も随時見直します。研修等を通じて、役職員全員が本方針を理解し実践します。
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【主な取組み】
(1)各種資格取得奨励、報奨金補助
お客さまのニーズや利益に適う営業活動を行うため、各種資格を取得し、質の高い保険募集活動を実践します。
[計数指標] ステップアップ資格(FP2級以上・生損保大学・ITパスポート)取得者の年度合計20名以上
当社は金融庁「顧客本位の業務運営に関する原則」(以下、原則)を採択し、「お客さま本位の業務運営に関する方針」(以下、本方針)として公表しております。
原則と本方針の関係は以下のとおりです。原則の詳細につきましては、金融庁ホームページにてご確認ください。
原則 |
対応する本方針 |
原則2 |
1.お客さまの最善の利益の追求 |
原則3 |
2.利益相反の適切な管理 |
原則4 |
3.お客さまが負担する手数料その他費用についての説明 |
原則5(※1) |
4.重要な情報のわかりやすい提供 |
原則6(※1) |
4.重要な情報のわかりやすい提供 5.お客さまにふさわしい商品・サービスの提供 6.職員に対する適切な動機付け等 |
原則7 |
6.職員に対する適切な動機付け等 |
- 原則5(注2)および原則6(注2~3)は、当社の取引形態上本方針の対象としておりません。
- 当社では「社内ガイドライン」により、原則として「市場リスクを有する生命保険」(特定保険契約)の募集を行わないこととしており、「外貨建保険の販売会社における比較可能な共通KPI」の対象件数が(2024年3月末現在4件)少ないため、お客さまが金融事業者を選択する際の参考となる指数を算出するための十分な母数集団ではないと判断し、同KPIを公表しておりません。
以上